VOICE OF THE DOCTOR専攻医の声

専攻医に聞く、
産婦人科医を選んだ理由、
今、そして未来。
各病院で学び、
成長する専攻医の皆さんの、
生の声をお聞きください。

2025年度入社

堀川 輝久

帯広厚生病院 千葉県出身 堀川 輝久 HORIKAWA TERUHISA

産婦人科の魅力は幅広く診れること

医学生の時、興味を持った分野が内分泌・手術・化学療法についてでした。これらを全て行える診療科として産婦人科が候補の内の一つに挙がりました。その後、様々な医局イベントに参加させていただく中で、最も印象に残ったのが登別のハンズオンセミナーでした。産婦人科診療についての知識や技術はもちろんのこと、問題に真摯に向き合う先輩方の姿勢を見て、このような医師に自分もなりたいと思いWINDへの入局を決めました。

建部 都志子

苫小牧市立病院 大阪府出身 建部 都志子 TATEBE TOSHIKO

WINDはウェルカムな雰囲気

以前から北海道に住みたい!という気持ちがあり、縁があり見学させて頂いたところ、私のような北海道・北海道大学出身でもない人に対しても非常にウェルカムな雰囲気を感じました。また、WINDの先生方がプライベートも仕事も大切にされている姿を見て、ここで産婦人科医として成長したいと思い、入局することに決めました。「ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む」という言葉が好きで、日々コツコツ頑張りたいと思っています。

川井 直久

苫小牧市立病院 福岡県出身 川井 直久 KAWAI NAOHISA

急性期から慢性期まで
幅広く携われる点が魅力

ぎりぎりまで他の診療科と迷いましたが、急性期から慢性期まで幅広く携われる点に魅力を感じ、産婦人科を志しました。特に、生死の瞬間に立ち会い、患者さんと辛さも喜びも共有できることに深いやりがいを感じています。学生のときから全国学会やセミナーにもたくさん参加させていただいたのも、興味を持ち続けることができた大きな要因だと思います。未熟者ですが、北海道の皆さまのお役に立てるよう尽力します。

小野 有香

市立札幌病院 札幌出身 小野 有香 ONO YŪKA

唯一「おめでとう」ということができる科

学生の頃から患者さんに唯一「おめでとう」ということができる産婦人科に魅力を感じていました。研修医で産婦人科をローテートした際、産婦人科の守備範囲の広さに驚きました。まさに女性の一生を診る科だと思い、さらに魅力的に思いました。WINDへの入局を決めた理由は雰囲気がとても好きだったからです。学生の頃に大学病院の婦人科をローテートし、どの先生にも気さくにかつ丁寧に指導して頂きました。また、私はWIND関連の市立札幌病院の産婦人科を研修医としてローテートしましたが、市立病院でも先生方全員が活き活きと仕事をされており、さらにお子さんがいらっしゃる先生もバリバリ働いている姿を見て、目指したい姿だと思いました。少しでも産婦人科に興味があればぜひWINDに見学にいらしてください。一緒に働けるのを楽しみにしています!初心を忘れず努力します!

2024年度入社

鈴木 響子

函館中央病院 産婦人科 鈴木 響子 SUZUKI KYOKO

症例数には事欠かず、
幅広い経験を積むことができる
WINDの研修

産婦人科専攻医1年目の鈴木響子と申します。
私は出身は道外、北海道大学を卒業後初期研修も道外で行いましたが、WINDの産婦人科研修プログラムに惹かれ、北海道に戻ってきました。
WINDの研修プログラムの魅力は、北海道内のさまざまな地域に関連施設を持ち、それぞれの施設で充実した研修環境が整っていることです。症例数には事欠かず、幅広い経験を積むことができます。また、どの施設でも人柄が良く、熱心な指導のもと学べるのも魅力です。
この1年間、産婦人科医として働きながら、各施設の先生方からプロフェッショナルかつ熱くご指導いただき、大変充実した日々を過ごしました。また、様々なライフステージで女性によりそう産婦人科という職業はやはり素敵だなと感じています。
産婦人科、WINDでの研修に興味を持っていただけたら嬉しいです。一緒に働けるのを楽しみにしています!

関 萌花

函館中央病院 産婦人科 関 萌花 SEKI MOEKA

一生を捧げたいと思える、
やりがいと魅力ある科

2024年度にWINDに入社した専攻医一年目の関萌花です。私は学生時代にコウノドリの影響で妊娠出産は奇跡の連続なんだなとぼんやり産婦人科領域に憧れの気持ちを持っていました。
実際働き始めて妊娠20-23週前後で妊娠の継続が難しくなる症例等にあたりました。妊娠継続した場合の母体のリスクや仮に生児をえたとしてもその後の家族の人生にどのような結果が予想されるか等、臨床的にも倫理的にも考えさせられる出来事があり如何に早期のお産(死産を含む)を減らせるかを人生の課題としたいと感じました。研修医時代に忘れられない症例を経験したらそれを糧にしなさいと憧れていた先輩から言われましたが、私の場合はそのために産婦人科に進んだと思っています。
なんだか大変そう…というイメージもあるかもしれませんが、私自身3歳の子供がおり現在2人目妊娠中(写真の頃は妊娠30週)です。体調が不安定になりご迷惑おかけした時期もありましたが、無理をさせすぎることもなく体調的に出来る時に執刀など経験を積ませていただき充実した日々を過ごさせていただいています。そんな人もいますので、いろんな方に門は開いている場所です。まずは「興味あります!」と言っていただければ各施設の産婦人科医が大歓迎します、皆様お待ちしております。

高橋 周平

砂川市立病院 産婦人科 高橋 周平 TAKAHASHI SHUHEI

「母子ともに無事が当たり前」を
目指して

専攻医の髙橋周平です。
私が産婦人科を選択した理由は、ズバリ産科診療に携わりたかったからです。学生や初期研修の時に、正常な妊娠・分娩だけではなく、長期入院が必要な妊婦さん、産後に大量出血したお母さん、生直後に搬送が必要になってしまった赤ちゃんを目の当たりにしました。「母子ともに無事が当たり前」だと思っていた自分にとっては衝撃的で、周産期医療に携わる産婦人科医・新生児科医・助産師をはじめ、様々な方々の支えがあって「母子ともに無事が当たり前」な世の中が実現されているのだと初めて知りました。そしてその現場で、お母さん、お子さん、そしてその周りの家族のために働く産婦人科の先生の後ろ姿を見て、「かっこいいな。自分も目指したいな。」と自然と思いました。
産婦人科は産科だけではなく、婦人科もあります。産科をきっかけに入局したけれど、最終的に婦人科を専門にしている先生もいらっしゃるようで、今後自分もどうなるか分かりません。今は目の前にある仕事を一生懸命やることが大事だと思っていて、上級医の先生に辛抱強くご指導いただきながら楽しく仕事をしています。
皆様とWINDで一緒に仕事をできることを楽しみにしています。

女屋 隼人

王子総合病院 産婦人科 女屋 隼人 ONAYA HAYATO

産婦人科の魅力は“本物の愛“を
日常的に目撃できること

2024年度に専攻医1年目となった女屋隼人です。初期研修当初は整形外科医になろうと考えていましたが、産婦人科の魅力に取りつかれてWINDに入社しました。
産婦人科の魅力は“本物の愛“を日常的に目撃できることです。本物の愛とは何か?それは胎児が娩出され、初めて我が子を胸に抱いた時に見せる母親の涙、表情、感情のすべてです。本物の愛に心揺さぶられるのは人間にプログラムされている本能であり、お産に立ち会って感動するのは、この真実の愛を疑似体験できるからだと思います。
もうひとつの魅力は日本の将来を担う人材の誕生に立ち会える点です。自分はどうやっても総理大臣にはなれないし、ノーベル賞なんて取ることは現実的に不可能です。自分の可能性は年々逓減していきますが、取り上げた赤ちゃんには無限の可能性があります。
あなたも是非WINDに入社して真実の愛について考えたり、日本の未来を担う元気な赤ちゃんが生まれるように産婦人科医としてサポートする人生を歩んでみませんか?

女性の一生に寄り添う魅力

函館中央病院 産婦人科 荒井 珠緒 ARAI TAMAO

2024年にWINDに入社した専攻医1年目になります荒井 珠緒です。
私は初期研修中に手術や手技をすることが好きで外科系を考えていました。
その中で女性の一生に寄り添い、色んな形でサポートをし関わることが可能な産婦人科の多様なところに魅力を感じ産婦人科を専攻する事を決めました。
出身は他大学ですがWINDに決めた理由としては、短期間大学で研修させて頂きお世話になった先生方の雰囲気や、働き方を見て自分もこうなりたいという気持ちを強く感じ入局させていただきました。
関連施設で現在は1年勤務を経験させていただきました。経験が少なく不安な中でも沢山の先生方に指導を頂きながら、手術・外来共に多くの経験を積み充実した1年間を過ごせた事にとても感謝しています。
産婦人科は忙しく、苦しい科なのではないかと後輩から聞かれる事も多いです。まだ私は未熟ですが生命の誕生に立ち会える、一方で腫瘍や更年期障害などの高齢の方の悩みや相談にものる事もでき、多くの面で誰かに関わり一助となる事の充実感はそれを超えるものを感じる気がしています。
またプライベートやキャリアについて悩む事も多いと思いますが、周りの先生方は必ず親身に相談に乗ってくださります。医局としても手厚いサポートをできる限りしてくださる事も魅力的に感じております。
私も産婦人科になるか悩んだ際にこのページを見にきました。すこしでも産婦人科やWINDに興味を持った皆さんの助けになり、どこかでお会いできる事を楽しみにしています。

いつでも相談できる環境と手厚い指導

北海道大学病院 産科 大出 芽衣 MEI OIDE

2024年度入社の大出です。
産婦人科を専攻した理由は産科・婦人科・生殖・女性ヘルスケアと分野が多彩で、それに伴い分娩や外来、手術、検診など業務内容も幅広いことに魅力を感じたためです。
研修について、産科分野では健康な妊婦さんが健康なまま出産を迎え元気な赤ちゃんと一緒に自宅へ帰ることが出来るようにと考えると、日々の妊婦健診や分娩で介入すべき徴候を見逃していないか、とても緊張しながら学んでいます。婦人科は患者さんが女性特有の身体の悩みから少しでも解放されるよう悩みながら診療しています。
研修施設の上級医の先生方には困っている症例について、いつでもご相談させていただいたり、手術のご指導をいただき大変感謝しています。
産婦人科の先生たちは忙しい中でも楽しくお仕事をしたいと考えている先生が多いように思います。ぜひ一緒に楽しく働ける仲間が増えたらうれしいです。